治療は放射線の透視の下で行ないます。若干の放射線の被曝はありますが全身への影響はほとんどありません。
一般的な治療方法は 次の手順で行います。
- 太腿部(通常は右側)に局所麻酔を行う。
- 大腿動脈にシースイントロジューサー(直径1mm長さ10〜25cmのプラスチックの材質)と呼ばれる筒状の弁付の器具を挿入します。
- シースを通してカテーテルを大腿動脈から大動脈、そして目的とする部位の動脈に挿入します。
- そこで造影剤という放射線を吸収する薬剤を注入し血管撮影を行います。
- さらにそのカテーテル内を通過するマイクロカテーテルを用いて治療を行うことが一般的です。
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